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採用情報

海外営業/広報

世界をリードする良い商品と優れた技術があり、やりがいのある仕事で毎日充実しています

海外営業/広報
事業開発本部 2013年入社
耿 莉莉

キャリアストーリー

私は中国の大学で日本語経済貿易を専攻していたので、卒業後日本に留学することを決めました。日本では、東京大学大学院で国際社会科学を専攻し、在学中に日本の銀行系シンクタンクにおいて、アルバイトとしてコンサルタントのアシスタントをしていました。卒業後、そのまま研究員として正社員登用され、中国ビジネスに関する業務に従事しました。政府とともに、地域の活性化に関するフィージビリティ調査や、エコシティーの企画など、現地での通訳・交渉から報告書の作成まで、幅広く担当していました。

その当時の同僚から、「NExT-eS(旧EVTD株式会社)で仕事をしないか」と声が掛かりました。これまでお世話になっていた会社にもっと恩返しをしなければという思いもありましたが、業務内容を聞いて、幾つかの理由から大きな興味を持ちました。

一つ目は、前職では日中政府関連の仕事に従事していたため、政治的な影響を受けやすく、プロジェクトが途中で止まってしまうなど様々な制限がありました。
NExT-eSがビジネスを行うモビリティ・エネルギー業界は、多少の制約はあるも3のの、民間で自由に競争できる業界なので、会社の実力で勝負できるところが面白いと思いました。

二つ目は、当時の中国は国を挙げて環境保全に力を入れ始め、世界に先駆けてEVの開発をスタートさせていました。NExT-eSは自社開発のBMSとアクティブ・セルバランス(ACB)の商品に独自の強みを持ち、これから、中国のEV市場に日本の高いBMS技術が広く導入されていくことを期待しました。また、BMSは、中国だけでなく、今後環境保全に取り組む多くの国に必要とされ、社会に貢献できる技術なのではないかと考えました。

三つ目は、声を掛けてくれた当時の同僚も、井上社長も、仕事を通じて古くから信頼している人たちでした。私は転職直後に出産を経験しましたが、産休を取りながら、家族の協力を得て、仕事を続けることができました。会社の雰囲気もよく、私にとっては、とても働きやすい環境です。

職務内容とやりがい

私の所属する事業開発本部においては、主に宣伝・広報と、海外営業として、グローバルに顧客開拓と関係強化を行っています。

中国の子会社である上海翼飛天地電控科技有限公司は、事業開発本部直下の組織であり、私自身も管理職として会社運営に携わっています。現地社員も事業の拡大に伴い増員中です。ここでは、主に顧客対応とBMSのソフト開発を行っています。日本語、英語、中国語が堪能なプロジェクトマネージャーと優秀なエンジニアが在籍しています。

海外営業においては、BMSや、リチウムイオン電池の二次利用サービス等に関する潜在的な顧客の発掘と関係強化を行っています。現在は、一年の1/3程は中国で仕事に従事していますが、今後は欧米にも展開していくため、欧米への出張も増えてきています。
世界をリードする良い商品と優れた技術があり、やりがいのある仕事で毎日充実しています。現在は会社の成長フェーズとして、とても良い状況にあると思います。ACBが量産体制に入り、アクティブ・モジュールバランス(AMB) やインテリジェント・ホットプラグ・スイッチ(IHS)も、本格的に開発がスタートしました。正直なところ、これまでは良い技術者の採用に苦労をしてきましたが、現在、日本だけなく上海にも優秀な人材が揃ってきました。
事業開発本部として、今後更なる販路開拓と拡大を進めていき、変化の激しい中国市場に対応するタイムリーな開発ができるようになることを期待しています。

繁忙期には、他のメンバーが設計した製品の評価をサポートしたりしていますが、当社の開発方針として、開発した初期製品は、最終的に正常にモノが動くのかどうか、開発者自身が評価します。生み出す段階から最後まで、自分の技量と責任でやり切れることには、私自身やりがいを感じています。

今後の展望

当社は、この先ももっと大きく成長していきます。日本のベンチャー企業はアジアで半数以上を占めており、質も高く、当社は2017年から複数回に渡り、日本経済新聞でNEXTユニコーン企業として報道されました。これから、世界的なEV普及の波に乗り、メンバーとして会社の成長拡大を体験していきたいです。
また、日本での生活には大変慣れ、中国よりも安心感があって母国のように感じます。一方で、機会があれば、他の先進国でも暮らすことができると、変化があって楽しいと思います。今後事業の拡大に伴い、アメリカやドイツなどに進出することがあれば、支社長として現地で活動したいです。いつか家族とともに欧米で生活をしながら、この仕事にずっと携わっていけたらと思います。

※文中に記載の組織名・所属・肩書き・取材内容などは、全てインタビュー時のものです。